水の都の流れ星

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修道女と禁断の小鳥

munega.jpg


本日は、昨日今日のリアルタイムのお話を少し。

タイトルにだまされてはいけません。
最後の方に、「ゲテモノ食い」の話題ありです。
写真もあったのですがさすがにはずしました。
どちらにせよご飯時の人及びそういう話が苦手な人は最後まで読んだりスクロールしないでください。
あと、やはり終わりの方に、軽いシモネタ入ります。
そんなおげふぃんなっ!あなたはそんな人じゃなかったはず!と誤解している人は読まないでください。
ただし、どんな写真と話かと期待して読むと、なあんだ、です。

昨日は、おっとっとの母の故郷近く、彼も小さい頃夏休みに通っていたという山の村に呼ばれました。
お天気もまあまあで、梅と木蓮が6分咲き、他の春の樹の花も開きかけという
早春のドライブを楽しんできました。

トップの写真は、夜寝るときベッドに入っていた「むねが」さんです。
日本ではまず見られない写真じゃないでしょうか。
「むねが」は日本語では修道女のこと。このソリみたいな木でできた枠組みの真ん中に、
深いフライパンのようなものが見えますか?
中に灰と炭火を入れて、夜寝るとき布団があたたまっているようにするのです。
もちろん、寝るときにははずします。
日本の「行火(あんか)」と同じ発想だけれど、この木の枠のせいか、もっと布団内部全体が温まります。
行火は足元だけだものね。あれも気持ちいいけど。

そんな話は以前日記に書いたように覚えているけれど、
この度は寝る前に布団をめくって、おっとっとにこらー!と叱られながら急いで写真を撮りました。
ここの地方独自というわけではなくて、イタリアの別の地方では「修道士」と呼ぶこともあるそうで。
夜寝る前に尼僧や修道士が布団を暖めてくれてるなんて。どきどき。

今回おっとっとに久しぶりに山の友人一家から、ご飯を食べにこないかと連絡があったときの
誘い文句は、「おーい小鳥食べないかい」です。

彼が山に夏休みを過ごしに行くと、勉強落ちこぼれ気味な彼に
イタリア語や数学を家庭教師してくれた人や、その家族と、今でも仲良くしています。
そのおうちは、村で一番大きなホテルで、長兄さんとその息子がなかなかの腕のシェフです。

その夜テーブルを囲んだのは、シェフと奥さんとその息子シェフ代理、
シェフのお母さんと弟さんという一家メンバーと、
一家と仲良くしているお医者さん3人、うち一人は女医さん。
それとうち夫婦という顔合わせ。

シンプルでも滋味たっぷりな食事が進むにつれ、最後にこんなワインが出てきました。
わたしは特にワイン好きというわけではないのですが、四半世紀以上前のワインを飲んだのは初めてなのと、
鼻の中で炸裂するような芳香とこっくりあっさりの絶妙な味に、つい記念写真を撮ってしまいました。

barolo.jpg


で、メインディッシュの小鳥の話。
種類はたぶんつぐみ。裸にされると小さいものです。
小さい鍋に沢山入れて、バターとオリーブオイルと塩と水、
あとはセージの葉を入れてくつくつ煮ただけのもの。
ポレンタを添えて召し上がれ。
以前イタリア国内の別の町で別の食べ方はしたはずだけど、
このシンプルな料理法が今までで一番おいしかったです。
そういえば、ベネト州の料理品目に直訳名で「逃げた小鳥」というのがあるけれど、
この度のはまた違うし、わたしはまだ食べたことはありません。

華奢な骨も、ぱりぱり全部食べられます。口ばしはだけちょっと固すぎて残しました。
薄い頭骨の中の小さな脳が透けて見えて、これは残すのかと思いきや、そここそが佳境だそうで。
野鳥の濃い肉の味と、しつこくない程度のモツ味とがいっぺんに口の中で広がって相当の珍味です。
確かに、姿が口に入れるまで抵抗あるのですが、わたしはかなり気に入って7,8羽食べてしまいました。

わたしは小鳥が好きで機会があれば写真に撮ったり可愛がってるはずなのに、
よく平気で食べられるね、と言われたらそりゃもっともです。
わたしのために死んだ小鳥の命を無駄にしないでいただく、といえばカッコはつきますが、
イナゴとか蜂の子はわたしはやっぱり無理です。たとえおいしくても。
昆虫か鳥かってところが境界線なのかしら。我ながら謎です。

ちなみに、これは家族内での内輪の食事ということでしたけど、
小鳥を食用に狩ってレストランで供するのはイタリアでも違法行為だそうです。
乱獲はよくないけど、わたしが一生に何度か食べるのは見逃してほしいというこのエゴ。
皆様なにとぞご内密に。

最後に、「あーわたし一晩でこんなに小鳥たくさん食べたの初めてよ。おいしかった」と言うと、
「なんて人だ!」その場にいた皆に爆笑されました。
そういえば、「小鳥」は少なくともベネチアを含むこのあたりの地方では、シモ系の隠語だったような。
でもまだ実際にどういう意味かは知らなかったので尋ねると、
男性にあって女性にない、アレだそうで。
あーまたやっちゃったよ。
でも小鳥がソレだって、普通の日本人には思いつかないよね?ね?
でもホントおいしかったのに(まだ言うか)。

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  1. 2007/03/10(土) 22:31:17|
  2. 食べ物の話
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<猫ヲ洗フ | ホーム | 帰宅すると>>

コメント

 いえいえ、そんなことないです。とってもおいしかったぁっていうのがよく出ていて…、つまりは、羨ましいんです…。
 ほんと、表現力無くて…、もっとキチンと書かないと判らないですよね、すいません。
  1. 2007/03/14(水) 03:53:18 |
  2. URL |
  3. ジージョ  #-
  4. [ 編集]

そうですか

文章を公開すると、ジージョさんのような方にも見られてしまうわけで、
この程度のことをはしゃいで書いてる自分が恥ずかしくなります。

そちらの日記も楽しみに読ませていただきますね。
  1. 2007/03/13(火) 10:04:15 |
  2. URL |
  3. きら #mQop/nM.
  4. [ 編集]

 はい、実は食べ物はいろいろ知っており、つぐみも(もちろん禁猟)雀も…。
 ゲテモノ喰いはしないと思うのですが、肉食出来たらジビエなんかすご~く好きな気がします。
 ま、只の酒好きですね。
  1. 2007/03/13(火) 06:22:53 |
  2. URL |
  3. ジージョ  #-
  4. [ 編集]

ジージョさん、どうも

反応する箇所がそこだとは。ふむ。
参考になります。
  1. 2007/03/11(日) 20:27:57 |
  2. URL |
  3. きら #-
  4. [ 編集]

うらやましい…

ばろーろ?いいなぁ…。
  1. 2007/03/11(日) 04:04:07 |
  2. URL |
  3. ジージョ  #-
  4. [ 編集]

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