水の都の流れ星

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

魔女火刑

毎年3月の終わりに、わたしの家の近所では、魔女をひとり火刑に処します。
彼女が燃え尽きたときが、この街の春。

燃える前の魔女のお姿は毎年通りすがりに見ていたのですが、
今年やっと火刑に立ち会えたので、お見せしようかと。

いや別に見るのが難しい秘儀というわけではなく、ふつーの地元のお祭りで、
脇では主催の地域教会がコンサートしたりワインやおつまみ売ってます。
わざわざ日時を調べて立ち会う気が今日までなかっただけで(苦笑)。
場所は、現在もイタリア海軍施設として使われている、
かつてのベネチア共和国海軍施設、アルゼナーレ正門前広場です。

今年の魔女さんは、スラブ系美女、お手伝いさん風です。
例年はもろおばあさんな感じなのだけど、今年は若め。

strega09-1.jpg

足もとから点火。

strega09-2.jpg

よゆーで誇り高く燃えていく魔女さん。

strega09-3.jpg

たかが伝統的なお遊びではあるけれど、
人のかたちが燃えていく姿に、うむぅ、とついうなってしまいます。
火は本当にきれいだな、と見とれそうになりますが。
しかし本日は風がとてもつよく、地元のおじいちゃんたちが、
物慣れた様子で、でもすばやく飛び火に水をかけています。
歴史的建築物のすぐ前ということもあり、もしもの場合に備えて、消防士さんたちもたくさん来ています。

strega09-4.jpg

最後まできれいな散り際です。

strega09-5.jpg

やはり近所に住んでいる、義兄夫妻も来ていたので、兄嫁さんについ、
「中世はこうやって魔女とか言って女の人燃やしてたのねえ」と言ったら、
「あーら、ベネチアだけじゃなくて全ヨーロッパだし」
「あなたたちだって罪人火刑とかしてなかったの?」と、笑いながら抗弁されたので、
「そう、キリスト教信者とか、外国人の神父とか燃やしたわねえ」と答えておきました。
「そうね、布教といいつつ、侵略に行ってたようなもんだから」、と、よくわかっていらっしゃる賢い兄嫁です。
日本では実はもっとあんなこともこんなことも…なんて事実は、ここでは内緒さんです。

古い捨て去るべき「ナニカ」を燃やしつくして、すっきり春を迎えるって意味なのかな、
と、個人的にはそう思っています。
スポンサーサイト
  1. 2009/03/21(土) 23:33:40|
  2. 地元ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<草一本生えない | ホーム | おすすめ映画>>

コメント

最近コメントの返事すらさぼっててすみません。
あれ、知らなかったかな、gattaさん。
ちょっと驚きでした(笑)。
  1. 2009/03/29(日) 10:31:48 |
  2. URL |
  3. 管理人きら #-
  4. [ 編集]

きらさん、こんにちは。
わあああ!なかなか奥が深い内容ですね!
きらさんちの近くでこんなことが毎年行われてるなんてびっくり!
  1. 2009/03/23(月) 09:59:56 |
  2. URL |
  3. gatta #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://xxkiraxxphoto.blog57.fc2.com/tb.php/103-e0820276
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

カレンダー(月別)

04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。