水の都の流れ星

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キリン来襲

ひきこもりではありますがカーニバル、ってことで。
今年は10日以上晴天が続いて、寒さもそこそこで、たいへんいい感じです。
明日24日火曜日マルテディ・グラッソで終わりだけど。

この前の土曜日の朝、キリンから電話がかかってきて、
いいから写真を撮りに来い、と呼び出し食らいサンマルコ広場へ行くと…

kirin1.jpg

キリンが3頭、子キリンと飼育係をつれて待ってました。
皆さんの毎年の仮装も面白くて好きだけど、こんな巨大な仮装をしてるひとはいません。

「いいから撮れよな」と言われてお尻を撮ると、つくりものであるのがわかります。
本物のキリンじゃなくてよかったよ…
広場に集まっている世界中からのお客さんはもちろん大喜び。

kirin2.jpg

「明日はサン・ポーロの子供広場で待ってるからな、カメラ持ってこいよ」とキリンが言いました。
なので仕方なく行ってみると…
子供広場はサンマルコ広場ほど混んでいないので、キリンがのびのび歩いてました。

kirin3.jpg

子キリンは、お姫様やら子熊やらチビ怪傑ゾロなんかと仲よさそうです。

kirin4.jpg

近くのカフェで無関心なひとや、広場のごみ箱を見ると首をつっこみたくなるようです。

kirin5.jpg

…なんちて。やっぱ種明かしがいりますね。
中の人がうちの義妹なんです。
3代続いたアムステルダムの大道芸人の血筋。
専門は、竹馬のりです。
衣装も演出もマネージングも、すべて彼女ひとりでやってます。
おっとっとの弟は彼女と結婚して、かいがいしく裏方をつとめております。
彼女の妹はアクロバットの専門家のはずですが、
今回別グループでベネチアに出現した巨大恐竜の中の人を務めたようです。

中がどうなってるか、というのは、見物人の前で着替えるのでなんの秘密もありません。
見たってそう簡単に真似できるものでもないでしょう。

1)竹馬つきキリンズボンを装着。
  (子キリン役は竹馬なし)

kirin6.jpg

2)軽鉄骨入りキリンの首を背負う
  (後で装着の手伝いをしてるのがうちの義妹)
 キリンの首はかくんかくんとうなずくように動くようになってます。

kirin7.jpg

3)竹馬つき前足ズボンを、両手に装着してできあがり。

高い竹馬を2本足で、というのが本来の芸かもしれませんが、
四つん這い微妙な前傾姿勢で、かなりの重さと高さのキリンの首部を背負い、
ときどき首を前に倒してお客さんとコミュニケートをとるという、
見ているだけで腰痛悪くなりそうな、重労働なのでした。
実際、30分以上続けるのは無理とのこと。
中の人は全員、女性(しかもなぜか皆最低170cmありそう)です。
男はダメっていう規則があるわけじゃないらしいけど…。

kirin8.jpg

彼女らのグループ、「テアトロ・パヴァーナ」は、アムステルダムに拠点を置いて、
ヨーロッパ中のメンバーを抱えています。
結成以来の出しものと衣装も、とてもユニークで楽しいものだったけれど、
このキリンで一気にブレークした感があり、
インドのマハラジャの誕生日に呼ばれたり、
日本の静岡で毎年行われる大道芸フェスティバルにも、去年11月に出場しました。
ベネチアのカーニバルに呼ばれたいけど、上手くいかないと以前こぼしていたけど、
今年とうとう出場を果たしました。

おっとっとが、「不況で仕事減ってない?」とつい聞くと、
「うん、減ったけど、今多すぎて困ってるくらいだから丁度いい」との立派な返事でした。
「このどん底もいつまでも続くわけじゃないだろうしね」なーんて元気もらったような。
夢を見るだけじゃなくて手に触れられるかたちにして、みんなに分け与える、いい仕事だよねえ。

彼女たちの、「テアトロ・パヴァーナ」のサイトはこちら
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  1. 2009/02/23(月) 15:26:48|
  2. 地元ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

カタチと味と

はっ、冬眠してたらいつの間にか2月に。
相変わらずご無沙汰しております。
冬前に貯蔵しておいた胡桃を食べるついでにパソコンひらくと、
安否問い合わせのようなおたよりがあって恐縮しました。
って、いつ栗鼠になったんだか。

冬眠生活のなかでも、いろいろとネタはあるのですが。
胡桃の話なんかしたところで、軽く食べ物の話からしましょかね。
え、あの話どーした?うーん、目がはっきり覚めるまでちょっとまって。
って、なになりきってんだか。

食べ物のかたちがどれだけ味に影響するか、最近あらためてすごいなと思っています。
極端な例は、われらがパスタ。
マカロニとスパゲティ、と考えただけでも、全然別モノの感覚ですよね。
でも原材料も製法も、同じものですよ。
ただ形がちがうだけ。
なのに、あー今マカロニきらしててごめんなさい、って、
グラタンからずるっとスパゲティ出てきたらびっくりしませんか。
あはは、よくある話ですね、って言いながら、でも変だよって思いながら、
わたしならきれいにぺろりといただくでしょうが、またそれは別の話。

日本のスーパーにも、ペンネだのフェットチーネだの、いろいろなパスタが並ぶようになりましたね。
もちろん、こちらのスーパーのパスタ売場の棚の広さはなかなかのものです。
そのパスタのそれぞれに、合った料理方法があります。
きっと、その家の家風による合わせ方もあるんではと想像しています。

また、パスタソースの種類ごとに、合うパスタのかたちがあります。
たいていは、それほど厳しい縛りがあるわけじゃなくて、
あのソースならあれかこれ、でもそれはだめじゃないの?ぐらいなゆるさです。
ラーメンでも、麺の太さやちぢれぐあいで、合うスープちがいますもんね。
ときどき、斬新なソースのパスタもありますが、
やっぱりそれに合うのを自然に選んじゃうものみたいです。
えらそうに語ってますが、わたしがそのすべてを知ってるわけじゃないですよ。

おっとっとがお刺身好きなので、新鮮な魚を見ると無理やりさばいてますけど、
あいにく私は包丁研ぎが激下手。
やっぱり切れ目エッジ立ってないと、おいしくない!とわたしは思うのですが、
おっとっとは気にならないみたいなので、曖昧な切り口の刺身食べてます。
お魚は新鮮なのに、これも形のせいでなんだかなー、です。

当地では、包丁さばきだの切れ目のエッジだのはまったく問題にならない、どころか、
まな板のない家庭が多いぐらいなので、包丁下手のわたし個人はすごく生きやすいわけですが。
え、どうやって切ってるかって?
野菜なぞは左手にもってくるくる回しながら右手にもったプチナイフ(ひどいときは食事用のナイフ)でぽこぽこ乱切りですね。
なんとかなるし、楽っていや楽です。

で、なんでこんな話になったかというと、
日本で生ハム出てくること多くなったなあというところからなんです。
結論からいうと、日本で食べても肉らしい味わいがおいしいとは思うのですが、
実はあの厚切りのせいで、まったく別モノなのです。
たぶんあれは、まな板上でナイフで切ってるからでしょうね。

まな板がレアな当地では、ハム、サラミ類もお店で買う時に機械でスライスしてもらいます。
自家製をつくるなどしているおうちには、専用のスライスマシーンがあったりで、
生ハムを家でナイフで切ってる人はほぼ皆無、つまり薄切りが基本なのです。

でも、わたしもこちらで暮らしてはじめの数年は、近所のおばちゃんたちがお店で
「生ハムうーんと薄くね、紙みたいにね!」と決まったように言うのが不思議でした。
すこーし厚いほうが、ちゃんと味わえるのにって思ってました。

でも、夏の生ハムとメロンの組み合わせを食べているうちにわかっちゃいました。
生ハムがうーんと薄いと、そしておいしい生ハムだと、
メロンと一緒に口に入れると、ふわっととろけるのです。
メロンは、1個200円もしない、赤玉の熟しきったもの。
その底なしの甘さと合わさって、メロンでもハムでもない、別の食べ物に生まれ変わる感じです。
地元のおばちゃんのお言葉は必ず傾聴すべし。
でもパンにはさんでパニーノにするには、ちょっと厚く切ってほしいかな(笑)。


  1. 2009/02/05(木) 17:50:16|
  2. 食べ物の話
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