水の都の流れ星

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Tokyo Photo Freepaper

283287_6[1].jpg


↑こんな表紙を見たら、お手にとってみてください。
主に首都圏の思いがけない、微妙な場所でタダで配布されています。
美容室とかはんこ屋さんとか食べ物屋さんとか…

なぜかというと、裏(笑)表紙がわたしの写真だからです。

別に取材を受けたとか特別選ばれたということではなく、
こちらがお金を出して参加し、自分の写真を展示させていただいてるというしくみです。

ちなみに、わたしの手元にはまだ一部もないので、
見かけた方はどんなだったか教えていただけると嬉しいです。
それなりにお気に入りの一枚なので。

配布先一覧はここ↓
http://tokyophoto.main.jp/haihu.html
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  1. 2007/09/30(日) 17:13:22|
  2. 写真の話
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  4. | コメント:2

我が友ブルーノ

晴天が続いていますが、すっかり涼しくなりました。

今日はブルーノのお葬式の日でした。
昨日、普段行かない場所の壁に、死亡広告が貼ってあるのにふと気づき、
やっぱり、と思うと同時に、不意をつかれて驚きました。

え、それ誰?と聞かれて当然です。
ブルーノは、この近辺をよちよち徘徊する、
白いヒゲを長く伸ばしお風呂に入らない小さいおじさんでした。
3年前ぐらいまでは、近くに寄るとぷーんとお酒の匂いがしてました。
かろうじてホームレスではなかったようです。
享年62と聞いてびっくりしました。
10年以上前に知り合ったときから、もうすぐ70かなと思っていたので。
知り合ったのは、おっとっとのところに「おこづかい」をもらいに来た時です。

ブルーノはおっとっとが小さい頃、
ベネチアでは一番腕が確かと言われた電気屋さんで、
小さいおっとっとは、彼が家に来る度に、
後ろについてまわり仕事ぶりを飽きずにながめたそうです。
人々に頼りにされ、綺麗な奥さんもらって子供を2、3人もうけて...

なにがあったのかはわかりませんが、
アルコールびたりの日々が始まってしまいました。
友人も家族も、一人去り二人去り、さらにお酒に溺れて...

わたしとおっとっとが知り合った当時は、
週に一回、おっとっとにおこづかいもらって飲むのが楽しみだったようです。
言葉を交わすと、とても優しい心根の人なのはわかりました。
おっとっとが週末わたしのアパートメントに遊びにくるようになると、
うちの呼び鈴が鳴るようになりました。

とーごがまだ子猫で、迷わないように外に出さず留守番させていた頃、
空気抜きにうっすら開いていた雨戸から生のイワシを差し入れてくれて、
喜んだとーごがむしゃむしゃ食べ、
帰ってきて謎のイワシの頭が散乱しているのに驚いたこともあります。

ブルーノっていい人だな、とわかってはいても、
古い知り合いとして唯一援助を続けるおっとっとはいい人だなとは思っても、
酔っぱらった彼にあいさつちゅーを道ばたでされた時は、
匂いと体裁の悪さに鳥肌がたったし、
自分の手で未来をつぶしてしまった人に、
さらにお酒を飲ませるためにおこづかいはどうだろうと思ったりしました。
わたしたちが新しい家に移ってから、そんな空気を察したのか、
だんだん彼も遠慮するようになりました。
近所で、遠くから彼の姿を見たとき、
わたしが気づかないフリをしたことは何度もあります。

きっとわたしは、「他人を見下げる自分」を直視できずに逃げたのだと思います。

兄弟や娘息子たちは、そんな彼と距離を置きながらも、
彼がいよいよ健康を害したときは、できる限りの援助をして、
市立病院で神父さんたちに看取られて今日を迎えたのです。
サン・ミケーレ島の市立墓地付属教会でささやかなお葬式もしてくれる、
この国はやはり暖かいところがあります。

悔いのようなものが、胸に迫るのは、
やはりもっと優しくありたかったからでしょう。
こんな時にも、来世というものを信じたくなります。
今度は、もっと友達になりたいね、と。

ブルーノ、ゆっくり休んでね。
ひとりでこっそり2番まで「帰って来たヨッパライ」歌って見送りたいと思います。

  1. 2007/09/20(木) 22:43:46|
  2. 綺羅亭日乗
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

蝶を飼う

お久しぶりでございます。
またしてもずいぶんと間をあけてしまいました。
皆様お元気でお過ごしでしたか。

こちら水の都でも、いろいろとイベントがありまして。
1)7月末~8月半ばに、ベネチアの大運河に新しい橋がかかりました。
関係者の渡り初め式は8月半ばに終わって、今年中に欄干やステップなどを完成させる...
って本当かな(笑)。

設計のポイントは、歩く部分というか、基部が透明な素材でできているということで、
下を船で通ってみたいスケベ親父どもの妄想を煽っております。
設計者は、アテネオリンピックスタジアム設計者のスペインのお人、カラトラバ氏。

今まで3本しかなくて、向かい岸に渡りたい時かなり不便でした。
でも、今回架かった場所は、自動車/バスの停留所広場と、鉄道駅を結ぶものでして、
実際どういうシチュエーションでこの橋を便利と感じるのか不思議と言う人も多く、
実は壮大な無駄ではないかと噂されております。
残り3本の橋には、歴史と由緒のある名前がついていますが、
この橋は地元新聞でも「カラトラバの橋」って堂々と書いてあるんだよねえ。

2)9月初めには、ちゃんとベネチア映画祭も開かれ、終わりました。
今年は引きこもりで、あの人と街で会いました!情報はありません(笑)。

うーん、他にもなにかあったかもだけど、忘れました(笑)。

今年はあっという間に秋の気温になりました。
涼しいながら、毎日晴天で青空と夕焼けがきれいです。
例のかっこうでひなたぼっこする猫たちの顔を、ちらちらと小さな影が横切ります。

今年大繁殖したゼラニウムに、どうもたくさん小さい蝶が住みついているようです。
親指の爪ほどで、淡い紫にうす茶色の地模様の。
眺めるたび少し幸せな気持ちになるけれど、ってことはイモムシごーろごろ、ってやつですか。
手を茂みにつっこむのはやめておこうと思います。
小さな赤ちゃんトカゲも、2、3匹います。
早くもシッポをなくしたりしているので、同じ個体を識別できちゃったりします。
おとといはコウモリの子供が家に入りたそうでしたが、さすがにお断りしました。
ものすごく至近距離で見て、顔がかなりかわいいのに気づきました。
お嫌いな方も多いでしょうが、わたしにはかなり楽しいお客様たち。
憎いのは蚊ぐらいでしょうかね。向こうはわたしのこと好きなようですが。

なあんてことがニュースの、つつがない平和な日々です。
  1. 2007/09/13(木) 00:05:49|
  2. 綺羅亭日乗
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  4. | コメント:2

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