水の都の流れ星

おしゃべりな女王

CIMG2803.jpg


今年の春は、適度な雨と豊かな太陽に恵まれて、
植物の生育が目覚ましいようです。

例年にない暖冬のおかげで枯れずにまた芽吹いたゼラニウムが、
窓のひとつを覆うように咲いています。
大げさではなくジャングル状態。
折れた枝を土にさして置いたのまで、全部根づいて育っています。
ゼラニウムの生命力が昔から怖かった。

冬の終わりに、ごろりと大きい球根を3つ買ってきました。
去年店で咲きかけを買ったアマリリスの素晴らしさに、
自分でも育ててみる気になったのです。難しくなさそうだし。
案の定植えた鉢もそんなに大きくないのに、
写真のようににょきにょき大成長して大輪の花を咲かせています。

アマリリスには白や赤、ピンクなど、やはりいろいろな種類があるけれど、
どれも咲くとそこだけ異次元が出現するような、鮮やかで圧倒的な色です。
花弁も蕊も端正で雄弁で、花びらの上には天然ラメがきらきらしているのです。

うちみたいに、中庭に洗濯物用のひもが張り巡らされている環境ではなく、
人が住めそうなぐらいおおきくてがらんとした玄関に、
大鉢に生けてあげてやっとバランスがとれるぐらい。
そんな玄関のある家には一生住めなくてごめん。

アマリリスの花言葉は、「おしゃべり」ですって。
こんな女王みたいな人にぺらぺら話しかけられたら、びびりますって。
花言葉ってときどき、なにかの間違いじゃないかと思うものがついてたりしませんか。

そんなわけで、とーとつですが明日から1週間パリに行きます。
久しぶりに、何も予定を入れない一人旅。ふっふっふ。
  1. 2007/05/23(水) 07:43:03|
  2. 花の話
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遅咲き

sakura07001a.jpg


10日ほど前、毎年見に行く山の桜をみてきました。
寒い山の上なので遅めだけど、今年こそは「平地で藤が満開のとき」と時期を特定。
覚えておかなくちゃ。
車で山に登るにつれ、平地の藤やひなげしから、
花暦を逆走して、モクレンやアーモンドや桜が見えてきたら目的地です。

いわば人んちの庭に侵入して見てくるわけですが、
このあたりは廃村の家をみんなが修理のうえセカンドハウスにしているので、
家主さんがそのときいたのはたったの1度だけ、
その1度のときも、いやーきれいですね、見せてもらっていいですか、と断って堂々と下で昼寝。
こういうところはいい国だと思います。
他の家の人たちも、犬の散歩でぼちぼち通っては挨拶していきます。

もっと端正な木はほかにもあるのに、なぜかこの木が好きです。
手入れしてないから、ツタがからんで剪定していない枝がもつれて、
なんだかお世話してあげたいような気もするんだけど、
やっぱりこの木じゃないと。

花びらがひらひら舞う中、一本の木を独占して木陰でお昼寝。
最高に贅沢で、お酒がなくても酔ってしまうひとときです。
もちろん、今年も写真いっぱい撮りました。

  1. 2007/04/24(火) 00:28:49|
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